新築物件の選び方2
住むエリアを選ぶ
学校周辺に住む
部屋探しを始める多くの人は「学校まで徒歩で通学できる」物件をはじめ希望する。学校や最寄り駅の周辺にはたくさんの不動産会社がひしめいているのでいくつか根気よく廻ってみればいい物件も見つかるかもしれない。新築物件も必ず見つけられる。
但し、JR山手線内や都心にある学校へ徒歩できる場所にある物件は家賃が高い。これは、その物件のあるエリアが学生に限らず都内の一般社会人にも都心のオフィスへの通勤に便利で人気の高いエリアとなっているからだ。そのうえ新築物件ともなると競争率はかなり高い。
通学可能な路線沿線に住む(電車・バスで通学)
学校や最寄り駅周辺に希望条件に合う物件がない場合、乗り入れる電車路線の沿線近辺の物件を当たりましょう。数駅離れるだけで、家賃も安くや部屋も広くなり希望条件にあう物件も見つかるかもしれない。また首都圏は駅と駅との間の距離が短く1駅・2駅隣にある物件でも自転車で通学ができる。また学生マンションなどの学生向け物件に住みたい場合も、学校周辺にはあまりないことも多く、沿線の駅周辺にある物件を探さなければならない。
但し、急行や快速電車が停車する駅や街の人気度により同じ沿線上でも家賃相場にはばらつきがある。
東京都心にキャンパスがある学校も、埼玉・千葉・神奈川県からでも十分通学できる。地方にいると隣県はだいぶ遠いイメージ(山を越える?)があるが、駅間の距離も短く、乗り換えいらずに通学できたり、家賃もリーズナブルになる。同じ家賃で広さや設備がだいぶ違ってくる。多くの先輩たちも東京都内に住むことにこだわらず隣県に住み毎日通学している。朝は「満員電車になる前に座れる」のメリットもあり。
キャンパス移動、カリキュラムを考える
1・2年生の教養課程と3・4年生の専門課程でキャンパスが分かれる学校もある(例:1・2年生は八王子キャンパス、3・4年生は都心キャンパス)。キャンパス移動での面倒な引越を避けて両キャンパスに通学できる場所を探す人もいる。また都心にある学校でもグランドは郊外にあり、体育の授業を受けるために週に数回グランドに通う必要があったり、履修カリキュラムにより年度途中での留学もあったりする。「カリキュラムを見据えた部屋探し」が大事!
実家にも帰りやすい方向・沿線に住む
学校から多少遠くてもご実家に帰りやすい・家族が訪問しやすい沿線に住まいを選ぶことも多い。疲れたら実家に飛んで帰れることができるし、お父さん・お母さんが遊びに来るのに都合がいい。また卒業後に地元での就職活動を考えているなら地元と学校へ行き来する際に少しは楽になるかも。
アルバイトやクラブ・サークル場所を考える
アルバイトは、ターミナル駅(新宿・渋谷・池袋・恵比寿など)周辺でする人が多いため、入学後アルバイトを考えている方は部屋選びに考慮してもいい。移動時間を考えてアルバイト先近くに引越するのはよくある話。またクラブ・サークルで学校からはなれたグランドをが活動場所として利用する場合なども引越が必要かも。どちらにしても引越にかかる費用と時間は馬鹿になりません。