設備・サービス編
人気の室内設備
人気の室内環境
設備や仕様内容は物件や管理会社により異なるが、新築されるアパート・マンションに見られる主な設備を見ていこう!近年新築されるワンルームタイプのアパート・マンションはフローリング・バストイレ別は標準仕様だ。
広々とした居室面積
室内の間取りは居室とキッチンの間に仕切り扉のある1Kタイプで、部屋全体の広さは20~25㎡、キッチン部分を除く室内は7~9畳程度が主流(畳の大きさ88cm×176cm…関東・江戸間の場合)。
また都市郊外には居住スペースが10畳以上もある1DK・1LDKタイプのアパート・マンションもある。学生がレポート作成や就職活動でインターネット・パソコンを利用するにあたりプリンターなどの周辺機器や専用の机・椅子を持込んでも窮屈さを感じない程度の広さ設計がなされている。(※DはDininng、LはLivingを表し居室以外の4~7畳の居住スペースを指す。)
明るい室内空間
新築マンションの多くは居室内は木目調の明るいフローリングやコルクタイルを使用している。フローリングには誤ってキズをつけた際の原状回復費用をおさえるため部分張替えが可能なタイプも使用されていることもある。新築アパートの場合は、明るめの色合いのフローリング長クッションフロアが使用されている。
ゆったり収納
近年建築されたアパート・マンションは部屋全体の面積の徐々に広がっており収納スペースも大型化しており、布団が収納できる大きさのものや、天井から床までをすべて収納としたり、ウォークインクローゼットやレイアウトを自由に変更できる可動式のものまである。
使いやすさを考えた小物
室内には、壁を傷つけずに絵や服を掛けることのできるピクチャレールや小物入れや本棚としても利用できる吊棚が設けられているところもある。また洗濯物を部屋干しする人のためにぶら下げ金具を設置するアパート・マンションも多い。
エアコン完備・シックハウス対策
エアコンももちろん標準装備。また24時間室内の空気を換気させる通気口や換気扇も設けられている(シックハウス症状の防止)。24時間換気システムの例として、サッシに設けられた小窓・通気機能、壁の通気口、仕切り扉下部の隙間、換気扇などがある。
シックハウス症候群・化学物質過敏症とは?
壁紙や床材の接着剤に含まれるホルムアルデヒドが揮発してめまいや皮膚炎などのアレルギー反応を引き起こす症状。新築物件は特に症状を引き起こしやすいことが一時話題となったが、平成15年7月に建築基準法が改正され症状を引き起こす原因物質が混入した建材の使用を禁止された。ただし気密性が高いマンションはその他の化学物質も滞留しやすいため心配な人は入居後の換気はこまめにしたほうがいい。
新築アパート・マンションに見られるその他の設備
浴室乾燥機 |
天候のよくない日でも洗濯物を乾かすことのできる強い味方。お風呂場の乾燥機でスッキリ乾燥。花粉や黄砂の飛びはじめる春先や梅雨の時期や排気ガスで汚れる心配が要らない。 |
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ロフト |
収納スペースにしたり、友達や家族が訪問した際に布団を引けちゃう。天井が高くなるため、冷暖房の効きがよくないのが隠れたデメリット。陸屋根(水平の屋根)構造の多いマンションにはロフト付物件は少なく新築なら競争率がかなり高い。 |
床暖房 |
電気カーペットやヒーターがなくても室内はポッカポカ。ファミリータイプにしかないリビング設備のイメージがあったが一人暮らし向けの物件にも増えている。ホットカーペット代わり。 |
シャンプー ドレッサー |
バス・トイレが分かれていても鏡や洗面台が浴室の中にあるなら、朝の身だしなみにも一苦労。浴室が乾いておらず足元がビシャビシャ。洗面化粧台が独立しててシャンプードレッサーもついていれば急いでいるときも心強い。オシャレにかける時間も多くなる!? |
ウォシュレット (シャワ-トイレ) 暖房便座 |
寒い時期、冷たい便座に座るのは嫌なもの。 脱臭・抗菌機能付のものも登場している。 |