設備・サービス編
料理のしやすいキッチンコンロ
料理のしやすいキッチンコンロ
毎日の料理は、広めのキッチンで作りたいもの。また、みんなの住む地方の水と比べて都市の水道水は塩素やカルキ臭さが気になる人も多いため浄水器も取り付けたい。
ミニキッチンとシステムキッチン
ミニキッチン | 収納棚や調理台、コンロ、流し台などを一続きのものとして作りつけた台所。 |
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システムキッチン | 収納棚、流し台、コンロなどがコンパクトにまとまった集合住宅向けのユニットキッチン。 |
どちらも言葉の定義上、あまり違いがないように思えるが、調理のしやすさや機能面でシステムキッチンに軍配が上がる。ワンルームの間取りは従来居室を広えるようキッチンスペースをなるべく狭くするよう設計されていたが、部屋全体の面積が広がっている最近の物件は、広々とした居室スペースの確保しながらキッチンや周辺部にも住まい手の利便性を考えたデザイン性に優れ高機能な設備を取り入れられている。
システムキッチンの機能を拝見!
料理作りが好きな人にはシステムキッチンがおすすめ!
※キッチンにより仕様が異なったり、物件によってはコンロやグリルも自分で購入して持込まなければならないこともあるため、事前に確認は必要だ。
レンジフード |
コンロの上に、フード(箱型の覆い)を作り、換気扇を内部に収納し、煙や油、臭いを効率的に外部に出す。排気強弱の調整ができ手入れもしやすい設計になっている。 |
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シングルレバー 混合水栓 |
レバー1本でお湯と水の切り替えや水量を調節できる。(ミニキッチンや古いタイプの流し台は、お湯と水が別々のツーハンドルタイプ)片手で操作でき、周辺のお掃除も楽チン。 |
ワイドシンク |
シンクが広く、調理や洗い物に便利。 |
グリル設置 |
焼き魚やムニエルなどが調理できる。仕様上ミニキッチンにはグリルは設置できない。 |
キッチンパネル |
コンロ廻りに飛び散った油や汚れもサッと拭き取るだけで落ちてしまい、目地や溝もないためお手入れが簡単。耐火性。 |
その他 |
ビルトイン浄水器、ディスポーザー(生ゴミ処理機)などが設置されている分譲マンション同等グレード物件も。 |
コンロの種類と口数
人気は 電気コンロ < ガスコンロ = IHクッキングヒーター。
料理を頻繁にする予定があるなら、備え付けコンロは口数がなるべく多いところを選びたい。一人暮らしをする先輩たちの中には、料理が不便でキッチンコンロ以外にカセットコンロを持込んでいる人もいる。ただカセットコンロの持ち込みはガス漏れ・爆発の危険性から入居規則で持込を禁止されているアパート・マンションが多い。
電気コンロ
電熱プレートに電気が流れ鍋を温める。火を使わないため安心。調理後もしばらくは表面が熱くなっているため火傷に注意。古くなるとサビや汚れがついてしまうため温まりにくくなり、清潔感も保てない。電気代も高くなり漏電の危険性もでてくる。またIHクッキングヒーターの普及により新築物件には取り入れられていない。
ガスコンロ
火を使うため熱の伝わりが早い。電気コンロに比べて火力も強く、火の出具合を調整しながら調理できる。電気コンロやIHクッキングヒーターは、鍋とコンロが接していないと熱が伝わらないが、ガスなら余熱も利用できる。
IHクッキングヒーター(電磁調理器)
同じ電気を使うIHクッキングヒーターは、表面が熱くならずサビもでない。また表面の汚れは拭き取ってしまえばきれいになるので、近年のオール電化ブームの高まりもあり導入しているところが多い。電気コンロ故障に伴いIHクッキングヒータに取り替えるアパート・マンションも多い。但し、IHクッキングヒーターは、対応の鍋・ヤカンが必要なので購入の際は注意。またプレートと鍋を離すと熱が伝わらないため炒め物や焼き物をする際にはコツが必要。